2025年6月11日水曜日

2025年度関東支部表彰及び受賞記念講演報告

 期日:2025年6月7日(土)14:00~15:30

場所:中央大学多摩キャンパス5号館2階5201教室及びオンラインのハイブリッド

会場参加者:40名、オンライン参加者:9名


 『水環境保全活動奨励賞』を「NPOさざなみ」に、『水環境研究奨励賞』を茨城県立日立第一高等学校地学部に授賞しました。授賞理由は次のとおりです。

『水環境保全活動奨励賞』NPOさざなみ

 NPOさざなみでは、海辺や里山の自然環境を維持するために、長年、様々な環境保全活動を実施しています。その中でも、「房総再生プロジェクト」に関し、地域の住民及び有識者とのコンセンサスを形成し、専門家の意見を聞きながら、里山の保全及び耕作放棄水田の管理を引き継ぐ活動を長年、継続して行い、地域における市民の水環境保全意識高揚に資しています。これらの活動を総合的に鑑み、水環境保全活動奨励賞にふさわしい団体として表彰するものです。


『水環境研究奨励賞』茨城県立日立第一高等学校地学部

 茨城県立日立第一高等学校地学部では、海浜の地形変動や宮田川の河川氾濫に影響を与える要因を明らかにするために、フィールド調査のみでなく、実験による確認手法も採用することにより、得られた知見の信頼性をより深めました。また、調査結果について、高校生の研究発表会などで積極的に発表し、専門家からのコメントなどを活動の研鑽につなげているほか、地域への情報発信及び地域の子供たちへの水環境分野を含む科学への普及啓発に資する取り組みも実施しています。これらの活動を総合的に鑑み、水環境研究奨励賞にふさわしい団体として表彰するものです。


 表彰式では、西川支部長から各受賞団体の代表の方へ賞状と副賞が授与されました。その後、NPOさざなみの島田様、茨城県立日立第一高等学校地学部員の皆川さん、柴田さんから、これまでの活動等について受賞講演をしていただきました。島田様からは、谷津干潟の歴史をたどる貴重な写真や、NPOさざなみの立ち上げの経緯についてご紹介いただき、世代を超えた息の長い活動を知ることができました。皆川さん、柴田さんからは、地学部の卒業生の皆さんから現在に至るまでの研究についてご説明いただき、仮説を立てて実験や検証を行い、仮説と違った結果が得られた場合の考察に至るまで、レベルの高い研究活動に、参加者は驚きを隠せませんでした。

 各講演後には活発な質疑応答が行われ、受賞者、参加者とも今後の研究に参考となる意見が多く交わされました。






2025年5月18日日曜日

令和7年度 日本水環境学会関東支部 総会・特別講演会

 皆様のご参加をお待ちしています。

総会・表彰式は本会会員のみのご参加となりますが、受賞記念講演・特別講演会は会員でない方もご参加いただけます。

主 催 日本水環境学会関東支部

期 日 2025年6月7日(土)

場 所 現地とオンラインのハイブリッド

<現地>

中央大学多摩キャンパス5号館5201教室

https://www.chuo-u.ac.jp/access/tama/

(多摩モノレール『中央大学・明星大学駅』直結)

<オンライン>Zoom

会員向けメールマガジンにてアクセス先をご連絡します。

プログラム(予定)

13:30~ 総会

14:00~ 2025年度関東支部表彰

『水環境保全活動奨励賞』

NPOさざなみ

『水環境研究奨励賞』

茨城県立日立第一高等学校 地学部

14:30~ 受賞記念講演(一般公開)

15:30~ 休憩

16:00~ 特別講演会(一般公開)

 『地域のニーズや実情に応じた生活環境の保全に関する水質環境基準のあり方、柔軟な運用について(仮題)』

 講師:野口 宏氏

(環境省 水・大気環境局 環境管理課) 

18:15~ 懇親会


参加費 受賞記念講演・特別講演会 無料

懇親会 要申込(立川周辺、会費制7千円)

会場予約の都合上、懇親会参加ご希望の方は以下の申込みフォームから申し込みをお願いします。電子メールにて会場情報をご連絡いたします。

https://forms.gle/j8PjQpXyeFicrhmp8

申し込み期限:2025年6月2日(月)

その他 受賞記念講演・特別講演会にオンライン会議システム(Zoom)でのご参加を希望される方は以下の申込みフォームから申し込みをお願いします。会員・非会員を問いません。電子メールにてZoomのアクセスURLとパスワードをご連絡いたします。

https://forms.gle/CbDXB3hXaRmmge54A

申し込み期限:2025年6月4日(水)

問い合わせ先

日本水環境学会関東支部 幹事長

東洋大学 山崎 宏史

〒350-8585 埼玉県川越市鯨井2100

Tel:049-239-1404

E-mail:yamazaki058@toyo.jp


2025年2月3日月曜日

2024年度 日本水環境学会関東支部イベント 水環境分野で活躍する仲間たちの仕事や働きぶり紹介-Web開催-の報告

 

主催 (公社)日本水環境学会関東支部

日時 2025131日(金) 14301630 

開催方法 Zoom によるWeb開催

講演者   研究機関     山梨県衛生環境研究所      長谷川 裕弥

     国際協力     (独)国際協力機構       大塚 高弘

     水インフラ    (株)明電舎          宮原 盛雄

     水コンサル    いであ(株)          小池 瑛子

県行政      埼玉県環境部          飯島 秀明

     ウォーターエバンジェリスト  Water-n             奥田 早希子

参加者  39

 

概要

今年度は水関連分野の各業種(研究機関、国際協力、水インフラシステム、水コンサル、県行政、ウォーターエバンジェリスト)で働いている方々に、①主な仕事内容と仕事を選んだ理由、②仕事と私生活のバランス(1日のタイムスケジュール)、③働きやすい職場への取組み等についてお話し頂きました。

 今回も様々な分野の講師からお話しいただき、改めて水関連業種の幅広さを感じました。

 お忙しい中、ご講演下さった講演者の皆様はじめ、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

2024年11月25日月曜日

2024年度 日本水環境学会関東支部イベント開催のご案内 水環境分野で活躍する仲間たちの仕事や働きぶり紹介 -Web開催-

  水環境分野には様々な仕事があり、男女共に活躍している職場があります。本イベントでは、例年関東の水関連企業等を順に紹介しています。今年度は水関連分野の各業種(研究機関、国際協力、水インフラシステム、水コンサル、県行政、ウォーターエバンジェリスト)で働いている方々に、仕事内容や仕事と私生活のバランス等について話して頂き、対話・交流するイベントを開催いたします。学生さんの将来の進路選択の一助となることを期待します。


主催 (公社)日本水環境学会関東支部

日時 2025年1月31日(金) 14:30~16:30 (14:20までに接続をお願いします。)

開催方法 Zoom によるWeb開催

(Web会議のURLとパスワードは、別途、申込者に連絡します。)

【講演予定者】

研究機関      山梨県衛生環境研究所      長谷川 裕弥

国際協力       (独)国際協力機構       大塚 高弘

水インフラ     (株)明電舎          宮原 盛雄

水コンサル     いであ(株)          小池 瑛子

県行政       埼玉県環境部          飯島 秀明

ウォーターエバンジェリスト   Water-n             奥田 早希子

【プログラムの概要】 

14:30         企画者からあいさつと主旨説明

14:35-16:15 水関連分野で働いている職員から

①主な仕事内容と仕事を選んだ理由

②仕事と私生活のバランス(1日のタイムスケジュール)

③働きやすい職場への取組み等について

(内容は、変更の可能性あり)

*途中10-15分間の休憩を設けます。

16:15    意見交換

16:30    終了

定員  100名(先着順)

参加費  無料

申込方法  日本水環境学会関東支部ホームページ(申し込みはこちらから)、「2024年度 水環境分野で活躍する仲間たちの仕事や働きぶり紹介イベント」から、お申し込み下さい。その際、①参加者氏名、②会員・非会員の別、③会員の場合は会員番号、④連絡先(所属団体名、住所および電話番号、E-mail アドレス)の入力をお願いします。

1月28日(火)を目途に、申込者にWeb会議のURLとパスワードを連絡します。

問い合わせ先

(公社)日本水環境学会関東支部市民活動部会  猪又 明子

 E-mail:info@jswe-kanto.com

申込締切  2025 年1月27日(月)

※関東支部では、本企画のように水環境関係の仕事に関係する社員・職員と学生の交流の場をご提供いただける企業・団体を募集しています。ご興味・ご関心・ご提案がございましたら上記連絡先までご連絡いただけると幸いです。


2024年7月31日水曜日

公開シンポジウム:「水辺のすこやかさ指標」の今後の展開への期待

 2023年水環境学会誌2月号においては「水辺のすこやかさ指標のこれまでとこれから」と題して特集号を刊行しました。この特集号では,水辺のすこやかさ指標の普及に向けた行政や本会各支部等のこれまでの取り組みを振り返るとともに,本指標の課題や今後の活用方法について述べました。本シンポジウムでは特集の成果を踏まえて,本指標の今後の展開についての議論を深めたいと思います。

主 催:日本水環境学会東北支部水辺のすこやかさ指標研究会,同学会関東支部,同学会九州沖縄支部

協 力:中央大学

日 時:2024年11月16日(土)13:00~17:00

場 所:中央大学茗荷谷キャンパス 2F中教室 教室番号2E08

04_MyogadaniCampus_BFmap_MAP_jp (chuo-u.ac.jp)

開催形式:対面とオンラインのハイブリッド形式

(参加お申し込みの方に後ほどオンライン(Zoom)の接続先をメールでお知らせします。)

参 加:どなたでも参加は自由です

参加費:無料

交流会:シンポジウム終了後に茗荷谷駅付近で開催を予定しています

お問い合わせ先:東北工業大学都市マネジメント学科 矢野 篤男

メール:yano-t@tohtech.ac.jp

 Tel : 022-305-3961



2024年7月30日火曜日

令和6年度日本水環境学会関東支部見学会のご案内

 四大公害病の一つ新潟水俣病について理解を深めるとともに、福島潟の豊かな自然に触れた後、水の恵みを生かした産業である酒造を見学します。

 新潟県立環境と人間のふれあい館(新潟水俣病資料館)は、新潟水俣病と水環境をテーマとした施設で、その被害や歴史などを学ぶことで、公害防止や環境保全について考え、行動してもらうことを目的にしています。

 福島潟公園自然学習園は、福島潟の自然環境や動植物とのふれあいや観察を通じて、自然保護についての理解を深めることができます。

 今代司酒造は、1767年創業の歴史ある酒造会社です。今代司(いまよつかさ)という名前は、「今の時代を司る」「今の時代に合った酒の楽しみ方を創造する」という意味、解釈だそうです。


主催   :(公社)日本水環境学会関東支部

期日  :2024年10月28日(月)11:50~17:30頃

場所  :①新潟県立環境と人間のふれあい館(新潟水俣病資料館)※詳細調整中

    ②福島潟公園自然学習園

    ③今代司酒造株式会社

集合   :11:50にJR新潟駅東口改札前にお集まりください(解散はJR長岡駅を予定)

プログラム :

JR新潟駅(集合)→12:00新潟駅南口出発→(バス移動30分)→12:30新潟県立環境と人間のふれあい館着、見学・ガイドによる解説(80分程度を予定 ※詳細調整中)→見学しながら移動(徒歩10分)→14:00福島潟公園自然学習園着、見学(60分程度を予定)→(バス移動40分)→15:40今代司酒造着、見学(50分程度を予定)→(バス移動60分)→→17:30JR長岡駅着(解散)

※適宜トイレ休憩を含みます。

※新潟県立環境と人間のふれあい館の見学・解説等については、詳細について調整中であり、場所・内容の変更等の可能性がございますことご承知おきください。

※見学場所間はバス移動となります。時刻、時間は目安で、交通事情等により前後する場合がございます。

※昼食の用意はございません。各自でお済ませになってお越しください。


定員      :20名(先着順)

参加費 :2,000円(会員、非会員とも)

申込締切:2024年9月27日(金曜日)

申込方法:氏名、所属団体名、住所、電話番号、メールアドレスを記載し下記宛てお申込み下さい。


申込・問合せ先:

 日本水環境学会関東支部企画部会見学会担当

 e-mail: jswe.kanto.kikaku@gmail.com

※お送りいただきました情報は、本見学会の連絡業務以外には使用しません。見学会終了後、責任を持って消去いたします。

2024年7月21日日曜日

第 19 回 人工湿地ワークショップ 2024 in 甲府 ~ 多様な水処理への人工湿地 技術 の展開~ 開催のお知らせ

第19 回人工湿地ワークショップ 2024 in 甲府 を下記のとおり開催します。

申し込み,問い合わせは以下にお願い致します.
日本大学 工学部 中野和典 nakano.kazunori@nihon uac.jp
Tel: 024-956-8719

なお,詳細につきましては日本水環境学会東北支部 HP をご覧下さい。


2025年度関東支部表彰及び受賞記念講演報告

 期日:2025年6月7日(土)14:00~15:30 場所:中央大学多摩キャンパス5号館2階5201教室及びオンラインのハイブリッド 会場参加者:40名、オンライン参加者:9名  『水環境保全活動奨励賞』を「NPOさざなみ」に、『水環境研究奨励賞』を茨城県立日立第一高等学校地学...